マンションのストック数は500万戸を超え、人口の1割にあたる1,300万人が居住、居住形態としてますますその重要性を増しています。
マンションリフォームのニーズも増加、数年で築30年以上のマンションが100万戸を超える時代をむかえ、マンションリフォームのニーズの増加がみこまれます。
マンションリフォームにおいては、区分所有やマンション管理、共同住宅ならではの建築構造、設備等、その特殊性をふまえた適切な計画や施工が不可欠です。
これらをマネージするマンションリフォームのスペシャリストが求められています。
平成4年度に創設。登録者数は、平成22年4月現在約5120人。昨年度の受験申込者は429名で合格率50.2%。マンションリフォームマネジャー試験は、主としてマンション専有部分のリフォームについて、スペシャリストとしての次のような能力を認定する試験です。試験に合格した方は、申請によりマンションリフォームマネジャーとして(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターに登録され、ホームページ等に名簿を公開します。(希望者のみ)
マンションに関する計画
集合住宅の形式と特徴/住宅団地の計画等/平面計画、避難計画等/日照、照明、音響等/マンションの基本的な設備システム
マンションに関する構造、材料、施工
マンションの構造に関する基本事項/マンションに使用される建築材料に関する基本事項/施工方式に関する基本事項
法規規約制度
建築基準法、消防法、区分所有法(マンション標準管理規約を含む)、マンション管理適正化法等マンションリフォームに関する法令等
マネジメント
調査・診断、設計・工事監理、見積り・契約、施工管理、アフターケア・メンテナンス
住戸内各部のリフォーム
一般居室、水回り等におけるリフォームの設計・施工/マンションの専有部分に使用される建築材料/マンションリフォームにおける高齢社会対応、シックハウス対策、省エネルギー改修等
設備のリフォーム
設備の経年劣化と管理・診断・清掃に関すること/マンション設備システムを構成する設備部品(配管等を含む)/設備リフォームの設計・施工等
マンションリフォームのプランニング
マンションリフォームに対するニーズは、様々なかたちで広がりを見せています。中古マンションの売買、建設、インテリアデザイン、マンション管理等の業態にマンションリフォームが付随するようになってきており、これらの業種でも、マンションリフォームに対する知識が不可欠になっています。マンションリフォームに関する高い専門知識を備えたマンションリフォームマネジャーが求められる仕事の領域は、確実に広がりつつあります。